[ブルーベリー]濃厚な甘味・デライト

2019年2月7日

デライトはラビットアイの中でもかなり甘味が強く、人気の品種になります。

粒も大粒で、秋にはとてもきれいに紅葉するため味覚も視覚も楽しめる品種です。

デライトの特徴

デライトとは1969年に品種改良により発表された歴史の深いブルーベリーで、その甘味はかなり濃厚です。

名称 デライト
品種 ラビットアイ
樹高 2~4m
収穫期 8月上旬~9月上旬頃
甘さ ★★★★★
飼育難易度 ★★★☆☆
入手難易度 ★☆☆☆☆

良い点

  • 入手が簡単
  • 甘みが強い
  • 紅葉がきれい

悪い点

  • 飼育難易度が高め
  • さび病にかかりやすい

栽培方法

水はけ、日当たりが良い場所で酸性の土壌を選んで植えましょう。

土はブルーベリー用のピートモスとバーミキュライトを8:2位の割合で混ぜたものを使用しましょう。

肥料は1年の間で、これから実をつけるためにエネルギーが必要な3月、収穫が終わり、樹が疲弊している9月、冬越の為にエネルギーを蓄える必要がある12月の計3回与えましょう。

苗の購入先

デライトの苗を扱うオンラインショップの中で、樹高も高く安価でしっかりとした樹を提供してくれる場所は花ひろばオンラインになります。

注意点

ラビットアイ系のブルーベリーは2本以上同じ系統(ラビットアイ)を隣接して育成しないと結実しないので、同時に植える樹は8月~9月に収穫できるラビットアイが相性が良いです。

また、ブルーベリーは葉にイラガの幼虫が、根にはコガネムシがつくことがあります。

イラガは葉を食害するだけでなく、刺されると痛みが残るため見つけ次第捕殺しましょう。

コガネムシは根を食い荒らし、それが原因で樹が枯れてしまう可能性もあるため、届いた際や植え替えの際は根に虫がいないか十分注意しましょう。

また、デライトはサビ病に感染しやすい特徴があります。

この病気は見た目こそ不安になりますが、収穫や樹の育成には直接悪影響を及ぼすわけではないので、該当する葉を摘み取る程度で問題ありません。

最後に

今回はデライトをご紹介させていただきました。

飼育難易度は少し高く、水切れや土壌が合わないと枯れてしまうこともあります。

しかし、その難易度に見合った甘味があるので、ある程度慣れてきたら挑戦してみてはいかがでしょうか。