【コスパの良いゲーミングPC】ガレリアXTの拡張性を徹底調査！【実機レビュー】
こんにちは、TSです！
マイクラやフォートナイト等のゲームをプレイするにあたって、最近ではSwitchやPS4でも遊べるようになりましたが、高画質で遊びたい、modを入れたい等のこだわりがある場合、それらのコンシューマ機器では正直言ってしまうとスペック不足です。
ガチで遊ぶにしても柔軟な遊びをするにしてもゲーム特化のPCがあると望ましいとされています。
しかし大抵のゲーミングPCは20~30万と非常に高く、なかなか手が出せない！と言った方も多いのではないでしょうか。
そんな中で10万円ちょいあれば購入できるオススメのPCがガレリアXTになります。
今回はそのガレリアXTについて、グラボやメモリ、ケースの大きさによる拡張性などについてレビューしていこうと思います！
ガレリアXTについて
まず初めに、ガレリアXTのスペックを見ていきましょう。
ガレリアXTの基本情報
| ブランド | GALLERIA |
| 製品名 | XT |
| OS | Windows 10 Home 64ビット |
| CPU | インテル Core i7-9700F |
| グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 1660 SUPER 6GB |
| メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル) |
| SSD | Intel 512GB NVMe SSD (660pシリーズ, M.2, QLC) |
| 電源 | 500W BRONZE |
| マザーボード | インテル B365 チップセット ATXマザーボード |
| 保証 | 持ち込み1年保証 |
ガレリアXTのケースのサイズ・拡張性
ガレリアXTはマザーボードがATXと呼ばれる規格の為大型で、ケースも大きくなっています。
サイズ的には幅が20cm、側面の高さが45cm、奥行きが50cm程です。
幅
高さ・奥行
それなりに場所を取ります。
あらかじめ購入前に何処に置くかを決めておくと購入後に置き場がないと言ったトラブルを避けられますね！
サイズが大きいという事は拡張性も高いという事になります。
改めて内部を見てみましょう。
メモリスロット
メモリスロットは全部で4つあり、元々8GB×2が挿さっています。
DDR4の規格の物を追加で2つ挿せるので8GB×4で32GBにできますね！
グラフィックボードスロット
グラフィックボードのスロットではGTX1660SUPERが1枚既に挿されていますが、それとは別にもう1枚挿すスペースがあります。
それとは別にサウンドカードを挿せる場所も2ヵ所あるので音質にもこだわれますね！
拡張ベイ
拡張ベイは5インチの物が3つと、3.5インチの物が4つ用意されています。
HDDやSSDを多く積めるため、サーバとしての役割を持たせたいときにも重宝します。
ガレリアXTのインターフェース
ガレリアXTのインターフェースも見てみましょう。
前面
まずは前面から
左から順に
- USB3.0ポート×2
- SDカードスロット
- オーディオ入力ポート
- オーディオ出力ポート
- リセットボタン
- 電源
となっています。
前面に主要なUSBやオーディオポートが空いているため、デバイス類を簡単に接続できますね！
背面
次に背面も見てみましょう。
上から順に
- USB2.0ポート×2
- ディスプレイポート×3
- HDMI
- USB3.1 GEN1×4
- LANポート
- オーディオ入出力
となっています。
因みにグラフィックボードのインターフェースは以下の通りです。
DVI-DとHDMI、DisplayPortそれぞれ1つずつありますね。
ガレリアXTの性能
次に、ガレリアXTの性能も見ていきましょう。
性能は主にグラフィックボード、CPU、メモリで決まるので、それぞれのスコアを見てみます。
グラフィックボード[GTX1660 SUPER]
| GTX | スコア |
| RTX 2060 SUPER | 26,600 |
| GTX 1070 Ti | 26,400 |
| RTX 2060 | 24,900 |
| GTX 1660 Ti | 22,300 |
| GTX 1660 SUPER | 21,000 |
| GTX 1660 | 20,600 |
| GTX 1650 | 18,000 |
| GTX 1050Ti | 14,000 |
| GTX1050 | 10,000 |
GTX 1660 SUPERはGTX 1660 Tiに準じた性能を持ち、価格はGTX 1660寄りといった非常にコスパが良く、お得なグラフィックボードとなっています。
全世代のハイクラスに相当するパフォーマンスを誇っており、2019年までにリリースされたゲームに関しては処理を最高にしてもある程度問題なく動きます。
GTX 1660 SUPERに関するさらに詳しい記事は以下をご覧ください。
CPU[Core i7-9700F]
| CPU | スコア |
| Core i9-9900K | 40,100 |
| Core i7-9700K | 38,700 |
| Core i7-9700 | 34,700 |
| Core i7-8700K | 33,100 |
| Core i7-8700 | 31,900 |
| Core i5-9600K | 26,300 |
| Core i5-8500 | 25,800 |
| Core i5-9400F | 21,200 |
| Core i3-9350K | 18,000 |
| Core i3-9100F | 17,600 |
Core i7-9700(F)は、ゲームはもちろん、動画編集や音楽再生を並行して行っても全く問題のない信頼できるCPUです。
特にGTX 1660 Superとの相性も良く、どちらかがボトルネックとなってしまう。という事はまず考えられません。
最新のCore i9程のスコアは出ないものの、現状このスコアでスペック不足となる事はまず考えられませんね。
メモリ
メモリ16GBは現状平均的な容量と言えます。
更に上を求めれば32GBや64GBも実現可能です。しかし、そこまで要求されるゲームは殆どなく、考えられるパターンとしては大人数でマイクラをプレイし、その鯖主になる場合くらいです。
初期状態でメモリが足りないことは無いのでメモリの観点からは安心できますね。
ガレリアXTの各ゲームにおけるベンチマーク
ゲーミングPCを探しているという事は、各ゲームにどれくらい対応しているかも重要な判断ポイントになってくるのではないでしょうか。
以下に、人気ゲームをいくつかピックアップしたので、こちらも遊ぶにあたっての判断基準にしてみて下さい。
マインクラフト
| 設定 | シングル+バニラ | シングル+mod | マルチ+バニラ | マルチ+mod |
| 快適度 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 |
まずはマインクラフトです。
シングルでプレイするにあたっても、マルチでプレイするにあたっても、modを入れない限りまず動作スペックが不足することは考えにくく、自身でサーバを立てても処理が遅れることはありません。
modも基本的には問題なく、複数入れてもストレスを感じることはありません。その一方で影modの中でも非常に重いものなどを入れてしまうと多少影響が出てきてしまう可能性は否めません。
どれくらいの規模のサーバを立てて、どれくらいのmod量で遊ぶかを吟味しつつ選びましょう。
また、以下のページではマイクラで遊ぶにあたって他のPCはどれくらいかといった指標も載せています。
PUBG
| 設定 | 高 | 中 | 低 |
| 平均フレームレート | 60fps | 100fps | 120fps |
PUBGでは平均60fpsは最低でも無いと遊べないと言われています。
その中で、ガレリアXTは最上級の設定にしても60fps以上出すことが可能となっています。
PUBGクラスで60fps以上出せるゲーミングPCは限られているので貴重な候補の1つになりますね。
一方で144fpsなどさらに上を目指す場合、このPCでは力不足となってしまいます。
144fps対応のPCなどは以下の記事で紹介しています。
フォートナイト
| 設定 | 最高 | 高 | 中 | 低 |
| 平均フレームレート | 60fps | 120fps | 180fps | 240fps |
フォートナイトは他のゲームと比較しても軽めのため、どの設定でもかなり高いパフォーマンスを発揮しました。
フォートナイトをプレイすることをメインとして考えている場合はガレリアXTの性能が丁度良く、さらに上のスペックを求めるとオーバースペックとなりかねません。
先ほど挙げたPUBG等、重いゲームを高画質で遊びたいかどうかが選択の決め手になりますね！
Apex Legends
| 設定 | 高 | 中 | 低 |
| 平均フレームレート | 90fps | 120fps | 150fps |
Apex Legendsに関しても中設定で120ps以上のパフォーマンスを発揮しており、高設定でも90fpsとかなりストレスなく動くことが分かります。
人によってはさらに高フレームレートの240fpsなどを出したい方もいらっしゃると思いますが、その場合は上位モデルのGALLERIA XFやZZを選ぶようにしましょう。
ガレリアXTの良い点気になる点
これらのスペックを元に、ガレリアXTの良かった点や気になった点をまとめてみます。
良かった点
最初に良かった点から触れていきます。
コスパが非常に良い
まず、12~13万円の費用で最高画質に設定してfps60以上でFPSゲームを楽しめるPCは中々存在しておらず、非常にコスパが良いと言えます。
他のPCの場合、20~30万円用意する必要があり、自作の場合それ以上かかる可能性もあります。
特に駆け出しのFPSプレイヤーは、遅延で負けることに加え初期費用にかけすぎるリスクを避けることが出来るのでオススメです。
拡張性が高い
このガレリアのケースはATXの為現在発売されているほとんどのグラフィックボードを挿すことが出来ます。
場合によっては電源なども買い替える必要はありますが、それでも柔軟性が高く、状況に応じてパーツを入れ替えていくことが出来ます。
新しいゲームが出て対応できなくなったとしても安心ですね！
キャンペーン割引の恩恵を受けている
ドスパラは頻繁にキャンペーンを実施しており、このGALLERIA XTも最近5,000円価格が安くなっています。
価格改定がされたばかりで今後直ぐに別のキャンペーンが来ることは考えづらいですが、常にサイトでお得情報をチェックしておきましょう。
気になった点
次に気になった点も見てみましょう。
144fpsの実現には物足りない
フレームレート60fpsでのゲームプレイにおいては殆どのゲームで問題なくプレイできます。
一方で144fpsや240fpsといったさらに高いfpsを求める場合はどうしてもスペック不足に感じてしまいます。
その場合、さらに上位モデルでドスパラでも売上No.1のガレリア XFをオススメします。
こちらもレビュー記事を書いているので、気になる方は改めてご覧ください。
ガレリアXTの口コミ
Twitter等でガリレアXTを購入されている方の口コミ情報も見てみましょう。
一通りゲーミングPCについて調べてみたけど価格的にもスペック的にも許容範囲のガレリアXTが1番良さそうかな
— はっぱ (@konmlegh63859) March 22, 2020
価格とスペックのバランスを考えると、ガレリアXTは丁度良いと言えますね！
てかほんまガレリアXTはおすすめやわ。安いし高性能やしフルHDモニターの最終系やね。
— ぽてぽてポテコの”のらくら日記” (@poteko5s) March 19, 2020
4Kを求めるなら別として、フルHDモニター出力をさせるならXTが最適解です。
ガレリアxtは基本的にサクサクいけるよ*˙︶˙*)ﾉ"
メリットはゲーミングPCの中では格安で「画質を落とせば」フォートナイトは144fpsでプレイ可能って感じかなAPEXだとfpsは80~100ぐらい。
だけど配信もするとなるとガレリアxtはあまりオススメ出来ないかな。だからうまちゃんが気になってる— みんばに (@Minvani_uma) January 24, 2020
画質次第では144fpsでもプレイ可能です。
しかし配信などを考慮する場合は先ほどのXFにした方が良さそうですね！
ガレリアXTのよくある質問
ガレリアXTに対するよくある質問も見てみましょう。
- この商品に付属しているcpuクーラーはゲーム中や高負荷の処理中に、十分な冷却性能を発揮しますか？
追加で空冷ファンを購入した方が良いですか？ - CPU使用率が95～100％で２～３時間程度ではファンが唸るようなことは今のところありません。ゲームについてはやらないのでわかりません。
- デスクトップ型を初めて買うのですが、これはモニター付きなんですか？それとプログラミング等でも使いたいのですが、他の用途に使えるんですか？
- モニターは別売ですよ。
- こちらのパソコンは購入後自作PCのように自分でパーツの追加、交換は可能でしょうか？
- 知識のある方でしたら、可能です。
- Bluetooth機器は使えますか？
- 有線LANは内蔵されていますが、Bluetoothと無線LAN(Wi-Fi)の設備は付いていません。別途、契約回線速度or親機性能に見合ったUSBのWi-Fi子機かカード(スロットが空いている場合)を購入し付加する必要があります。
ガレリアXTのレビューまとめ
今回は12~13万で購入できてスペックも非常に優れたゲーミングPC、ガレリアXTについてレビューさせていただきました。
現在プレイできるゲームのほとんどはストレスなくプレイすることが可能で、今後新しいゲームが出ても増設も容易の為、これからPCを購入予定の方は選択肢の一つとしてオススメ出来ます！